イーカフより、名探偵様へ作者:■■■■■■
タイトル | イーカフより、名探偵様へ |
---|---|
舞台 | 架空の街イーカフあるいは、とある一室の事件現場 |
人数 | 2人(KPC可能)・新規継続問わず |
時間 | ボイスセッションで3時間〜 |
ロスト | なし |
推奨技能 | 〈目星〉〈聞き耳〉〈図書館〉〈アイデア〉 |
「とある音楽家の死の真実を暴いて欲しい」
そんな一通の手紙を手に、貴方たちはとある国に存在する、
夜霧と音楽の街イーカフを訪れたのだった。
さぁ、名探偵。
君の手で、ジョン・ドゥを見つけておくれ。
【!】本シナリオは本格的推理シナリオとなりますが、難易度を変えることが可能となっております。
導入
シナリオ導入
─7月13日
「とある音楽家の死の真実を暴いて欲しい」
そんな一通の手紙を手に飛行機や列車を乗り継ぎ、長旅を経て今貴方たちはイーカフという異国の街を訪れていた。
広大で前時代的な駅を出ると、中世の雰囲気がそのままに残っている古風な街並みが広がっていた。
シトシトと雨が降る中、貴方は傘を広げ、街頭の光を受けてテラテラと光る石畳へと一歩踏みだす。
▼ 探索者たちの出身国が同じで知り合いでない場合
…そこで、貴方と同じ飛行機に乗り、同じ列車を乗り継ぎ、同じ長旅を経ていた人間と目があう。
2人とも手紙に添えられていた地図が指し示す場所へ向かおうとしているため、行き先も同じだとわかるでしょう。
▼ 探索者たちが知り合いの場合
ここで手紙に添えられていた地図が指し示す場所へ向かうまでRPを挟んでもいいかもしれない。
─13:00
手紙に添えられていた地図が示している場所へ向かうと、装飾的な要素や彫刻が印象的な灰色の4階建てアパートに辿り着いた。
入り口には髭が印象的な”いかにも”な警部が1人と、その部下であろう小柄な男が立っており、2人は何やら話し込んでいるようだ。
〈聞き耳〉もしくは〈アイデア〉
男たちの話し声が聞こえてくる。
「██████████、████████████……」
「████?████████████…」
しかし、貴方たちはその内容に耳を疑うこととなる。
なぜなら、交わされている会話が貴方たちの知るどの言語にも該当しないのだから。
その話し声を聞いていると、水たまりから這い出た底知れぬ何かに足を掴まれるような悍ましさが背筋をつたう。
正気度喪失〈0/1〉
▼ 探索者たちの出身国が違い、知り合いでない場合
…そこで、空港から貴方と同じ列車を乗り継ぎ、同じ長旅を経ていた人間と目があう。
まさかとは思っていたが、目的地まで同じだったとは。